金属の重量計算ツール【鉄・ステンレス・アルミ・銅】板・丸棒・パイプ対応

重量: kg

※比重は代表値です。材質・規格により多少異なります。計算結果は目安としてご利用ください。

目次

このツールの使い方

形状(板・丸棒・パイプ・角棒・角パイプ・六角棒)と材質を選び、寸法をmmで入力するだけで金属材料の重量(kg)を自動計算します。材質を選ぶと比重が自動入力されますが、手動で書き換えることもできます。見積り、材料手配、運搬計画、強度計算の荷重算出などにご利用ください。

重量の計算式

重量は次の式で計算しています。

重量 [kg] = 断面積 [mm²] × 長さ [mm] × 比重 [g/cm³] ÷ 1,000,000

断面積は形状ごとに以下のとおりです。

形状断面積の式
板・角棒幅 × 厚さ(高さ)
丸棒π/4 × D²
パイプπ/4 × (D² − (D−2t)²)
角パイプW×H − (W−2t)(H−2t)
六角棒(√3/2) × 対辺²

主な金属の比重一覧

材質比重 (g/cm³)備考
鋼(SS400・S45C 等)7.85一般的な鉄鋼材料
SUS3047.93オーステナイト系ステンレス
SUS4307.70フェライト系ステンレス
アルミ A50522.68板金でよく使う
アルミ A20172.79ジュラルミン・切削用途
銅 C11008.92タフピッチ銅
真鍮 C28018.47黄銅
チタン4.51鋼の約57%の重さ
鋳鉄 FC2507.20ねずみ鋳鉄

※比重は代表値です。合金組成や規格により±1%程度の差があります。

よくある質問

鉄板1枚の重さをすぐ知りたい

「板」を選び、厚さ・幅・長さを入れてください。例: t6×100×1000のSS400フラットバーは約4.7kgです。

ステンレスと鉄はどちらが重い?

SUS304(7.93)は鋼(7.85)よりわずかに重く、同じ寸法なら約1%重くなります。

計算結果は正確ですか?

理論重量です。実際の材料はミルシートの公差(厚さ公差など)により数%前後します。運搬・吊り上げの計画では余裕を見てください。

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重量計算の基本(体積×密度)

金属の重量は「体積 × 密度(比重)」で求めるのが基本です。板なら縦×横×厚み、丸棒なら断面積×長さといった形で体積を出し、そこへ材料ごとの密度を掛け合わせます。同じ形状・寸法でも密度が違えば重さは変わるため、材質の比重を正しく選ぶことが精度のポイントになります。鉄はおよそ7.85、アルミは約2.7、ステンレス(SUS304)は約7.93が目安です。

主要な金属の比重をまとめて確認したいときは金属材料の比重一覧と使い分けが便利です。鉄・アルミ・ステンレス・銅の重さを比較しながら選べます。

材料選びと重量

軽量化したい部品ではアルミ合金、強度やコストを優先する部品では鉄鋼材料というように、材質の選択は重量に直結します。まず材料記号の意味を押さえたい方は機械材料の記号の読み方を、鉄系の使い分けは鉄鋼材料の種類と使い分けを、軽量材の選定はアルミ合金の種類と選び方をあわせてご覧ください。

参考になる書籍

(PR)材料や機械要素の基礎をまとめて調べたい方には、製図の要点を収めた便覧が手元にあると調べものが早くなります。以下は参考になる一冊です。

この記事を書いた人

和田 慎(わだ しん)。機械設計歴8年。個人事業主として、主に自動車業界向けの専用機(専用装置)の設計を手がけています。現場で実際に使う計算や図面の知識を、新人の頃につまずいた経験をふまえて、できるだけわかりやすくまとめています。記事の数値や規格は目安であり、実際の設計・加工はJIS規格・メーカー資料・社内基準をご確認ください。

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