1インチ = 25.4mm(定義値)。ミリ→インチでは最も近い1/64単位の分数も表示します。
分数インチ⇔ミリ 早見表(1/64〜1″)
| 分数インチ | 小数インチ | mm |
|---|
使い方・補足
インチ欄には「3/8」のような分数、「1-1/2」のような帯分数、「0.375」のような小数がそのまま入力できます。輸入機械の図面読み、インチねじ・インチ配管・ベアリングのサイズ確認、6.35mm(1/4″)などの工具シャンク径の確認にどうぞ。
よくある質問
3/8インチは何ミリ?
3/8″ = 9.525mm です。ソケットレンチの「差込角9.5sq」はこれです。
1/4インチ・1/2インチは?
1/4″=6.35mm、1/2″=12.7mm。電動工具のビットシャンク6.35mmは1/4″です。
インチねじとミリねじの見分け方は?
ピッチをノギスで測り、25.4÷ピッチが整数(山数/インチ)に近ければユニファイねじ(UNC/UNF)の可能性が高いです。W3/8などのウィット系は山角度55°である点も異なります。
インチとミリの関係
インチとミリは、どちらも長さを表す単位です。両者の関係は 1インチ = 25.4mm と厳密に定義されており、この一点さえ覚えておけば相互の換算はすべて掛け算・割り算で片が付きます。ミリからインチへは25.4で割り、インチからミリへは25.4を掛けます。
日本のものづくりの現場はミリ(メートル法)が基本ですが、輸入機械や海外メーカーの部品、規格の古い配管やねじではインチが残っています。アメリカを中心にインチ(ヤード・ポンド法)が今も実務で使われているため、海外図面を読む・海外製の部品を発注する場面ではインチとミリが混在します。単位が混ざる現場だからこそ、換算の勘どころを押さえておくとミスが減ります。単位換算全般については 単位換算ツール もあわせて活用してください。
分数インチの読み方
インチの世界で戸惑いやすいのが、寸法を分数で表す「分数インチ」です。1インチを2分の1、4分の1、8分の1……と半分ずつ刻んでいく考え方で、1/2、3/8、1/16 のように分母が2のべき乗になります。分母が大きいほど細かい刻みになり、実務では1/64刻みまで使われます。
- 1/2インチ = 12.7mm(呼びは「2分の1」「にぶんのいち」)
- 3/8インチ = 9.525mm(ソケットの差込角9.5sqがこれ)
- 1/4インチ = 6.35mm(電動工具のビットシャンク径)
- 1/16インチ = 1.5875mm
現場では「3分(さんぶ)」のように尺貫法由来の呼び方が混ざることもありますが、図面上は分数で書かれるのが一般的です。呼び(分数)と実寸(mm)はセットで頭に入れておくと、図面を読む速度が上がります。上の早見表とツールを使えば、細かい分母でも一発で実寸が分かります。
実務でインチが出てくる場面
インチが実務に顔を出す代表的な場面を挙げます。どれも「うっかりミリで扱うと合わない」ものばかりです。
- 配管:管用ねじ(G、R/Rc)は呼び径がインチ基準。1/2、3/4といった呼びで管の太さを指定します。
- ねじ:ユニファイねじ(UNC/UNF)や管用ねじはインチ系。ミリのメートルねじ(M)とはピッチも山角度も異なります。ねじのピッチについては メートルねじピッチ表 を参照してください。
- ベアリング:インチ系ベアリングは内径・外径がインチ基準で、ミリ系と型番体系が異なります。
- 海外図面:アメリカ系の図面は寸法がインチ(小数または分数)で記載されます。
下穴径を決める場面でもインチねじが絡むと換算が必要になります。タップ下穴の考え方は タップ下穴径ツール もあわせてご覧ください。
換算でミスしやすいポイント
- 丸めすぎ:1インチを25mmと概算すると、長い寸法ほど誤差が積み上がります。精度が要る場面では25.4mmで計算します。
- 分数の勘違い:3/8を「0.375インチ」と小数に直し損ねる、分母を取り違えるといったミス。分数はいったん小数インチに直してから25.4を掛けると安全です。
- ねじの単位取り違え:見た目が似ていてもミリねじとインチねじは互換性がありません。ピッチを測って25.4÷ピッチが整数(山数/インチ)に近ければインチ系を疑います。
- 桁の見落とし:mmとμm、インチとmil(1/1000インチ)の取り違えにも注意します。
参考になる書籍
インチとミリの換算や、ねじ・配管の規格を体系的に確認したいときは、手元に一冊あると安心です。以下は機械設計・製図の定番書です。
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免責事項
本ツールおよび早見表は、インチ⇔ミリ換算の目安を得るための参考情報です。1インチ=25.4mmに基づき計算していますが、丸め処理により実際の寸法とわずかに差が出る場合があります。実際の加工・設計・発注にあたっては、必ず図面・規格・メーカー資料などの一次情報をご確認ください。本ツールの利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いかねます。