| 穴No. | 角度(°) | X | Y |
|---|
座標はピッチ円中心を原点(0,0)とした値です。等配(360°÷n)で計算します。X = R×cosθ、Y = R×sinθ。
使い方
PCD(ピッチ円直径)と穴数を入れるだけで、円周上に等配した穴のXY座標を一覧表示します。フランジの取付穴、モーターやシリンダの取付ピッチ、汎用フライスやボール盤での穴あけ座標出しにどうぞ。表はそのままExcelやCADにコピペできます。
計算式
i番目(i=0,1,2…)の穴の角度 θ = 開始角度 + 360°×i÷n として、
X = (PCD÷2) × cosθ / Y = (PCD÷2) × sinθ
よくある質問
PCDとは?
Pitch Circle Diameter(ピッチ円直径)の略で、穴の中心が並ぶ円の直径です。図面では「6-φ9 PCD100」のように表記され、「PCD100の円周上に等間隔でφ9の穴が6つ」という意味です。
開始角度はどこに合わせる?
既定では1つ目の穴がX軸プラス方向(3時の位置)です。穴を真上(12時)から始めたい場合は開始角度90°、2穴を上下対称にまたがせたい場合は「90°−(180°÷n)」を入れてください。
穴ピッチ(隣どうしの距離)を知りたい
弦長 = PCD × sin(180°÷n) で計算できます。例: PCD100・6穴なら 100×sin30°=50mmです。
PCD(ピッチ円直径)とは
PCDはPitch Circle Diameterの略で、「ピッチ円直径」と訳されます。円周上に等間隔(等配)で並ぶ穴の中心が通る仮想円の直径を指します。フランジやボルト締結部でよく使われ、たとえば「PCD100・6穴」なら、直径100mmの円周上に6つの穴が60°おきに並ぶことを意味します。穴そのものの直径ではなく、あくまで穴中心を結ぶ円の直径である点がポイントです。
PCD穴座標の計算式
PCDの半径をR(=PCD÷2)、穴数をn、開始角度をθ0とすると、i番目の穴(i=0,1,…,n−1)の座標は次式で求められます。
X = R × cos(θ0 + 360°÷n × i)
Y = R × sin(θ0 + 360°÷n × i)
等配角度は「360°÷n」です。6穴なら60°、8穴なら45°ごとに穴が並びます。隣り合う穴の中心間距離(弦長)は PCD × sin(180°÷n) で求められます。
実務での使いどころ
PCDはフランジ継手・軸継手(カップリング)・治具の等配穴・回転体のバランス穴など、円周上に均等配置する場面で多用されます。マシニングセンタで加工するときは、上式で求めたXY座標を直接プログラムに入力すれば、割り出しなしで穴あけができます。ボルトを通す穴径の決め方はボルト穴径(バカ穴)一覧表もあわせて確認してください。
図面でのPCD指示と公差
図面では「PCD100」「6-φ9 等配」のようにPCD・穴数・穴径をまとめて指示します。穴位置の精度は寸法公差だけでなく幾何公差の位置度で規定されることが多く、データム(基準)からの位置度で穴群のばらつきを管理します。一般的な寸法の許容差については普通公差(一般公差)も参照してください。
加工時の注意
- 基準の取り方:PCDの中心をどこに置くか(データム)を最初に決め、段取りの原点と一致させます。
- 累積誤差:1穴ずつ割り出して回すと角度誤差が積み重なります。座標入力で一括加工すれば累積誤差を避けられます。
- 対称性の確認:相手部品と組む穴は、開始角度と回り方向(時計/反時計)を図面と一致させないと組み付かないことがあります。
参考になる書籍
公差の考え方やPCDの指示方法をまとめて確認したいときは、製図の便覧が手元にあると調べものが早くなります。
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免責事項
本ツールおよび記事の計算結果は参考値です。実際の設計・加工にあたっては、最新の規格や各メーカーの仕様を確認し、自己責任でご利用ください。当サイトは結果の正確性・完全性を保証するものではありません。